こんにちは。あや師行政書士ツアーへようこそ。
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こんな方におすすめの記事です。
行政書士として開業を考えている方で
・どの業務をすればいいかわからない
・専門分野の絞り方を知りたい
・専門分野とは何かそもそもわからない
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ありがとうございます。
こちらは、ツアーデスクです。
ツアーデスクでは、ツアー出発当日(行政書士開業)までに用意しておくべき
ものをご案内しています。
ツアーに関する疑問をお持ちの方は、是非お立ち寄りください。
行政書士をするなら専門性が大事
前回は、行政書士として開業する場所の選び方をご案内しました。
こちらのツアーデスクでは、場所選びと並んで大切な事をお伝えします。
それは、業務の方向性です。
行政書士として開業するには、自分が力を入れる分野を決めなければいけません。
これは、行政書士は大変業務の種類が多いからです。
現実的に、全ての業務を網羅する事は難しいでしょう。
そのため、業務を絞って特化し、専門性をアピールする事をおすすめしています。
専門分野の決め方
自分が力を入れてやっていく分野を、専門分野と呼びます。
専門分野は、3つの観点から決める事ができます。
なお、3つの観点のどれかから決めなければいけないというわけではありません。
総合的に決めていく事が必要になります。
①経験値から決める
自分の職務経歴や人生経験から、専門分野を選ぶ方法です。
前職と関係のある業務に就くと、既にある人脈を活用する事ができます。
業界事情もよくわかっているので、他の人に比べて仕事にも取組みやすいと言えます。
また、離婚経験や子育て等の経験も、業務によってはプラスに働くでしょう。
例えば、離婚関連業務をメインにされている方の中には、離婚経験者が多いです。
また、女性起業家の支援業務も、子育て経験者が重宝されます。
女性起業家の中には、仕事の子育てとの両立に悩まれている方が多いからです。
経験者ならではの視点をもったサポートは、とても喜ばれることでしょう。
②将来性から決める
今、伸びつつある分野を先読みし、その分野に特化するのもいいでしょう。
これから伸びる分野というは、ライバルも少なくまさにブルーオーシャンです。
やったもの勝ちとはこの事ではないでしょうか。
例えば、今は国を挙げてオンライン化が進められています。
今後、オンライン申請ができる事は、行政書士として必須の条件となってくるでしょう。
また、コロナウィルスの影響で、国も非対面型の事業への移行を進めています。
それもあり、私が今注目しているのはIT導入支援補助金です。
IT導入支援補助金の申請件数は、これからどんどん伸びていく事が見込まれます。
IT導入補助金の申請支援をメインに行っていくのもいいかもしれません。
③地域性から決める
地域の産業から推測して、業務を絞る方法も有効です。
どの地域にも、必ずと言っていい程発達している産業(地場産業)があります。
例えば、宇治ならお茶になりますね。
それらの地場産業を手掛ける事業者に顧客を絞り、総合的な支援を行うのもいいでしょう。
また、それらの産業に特有の許認可に特化するのもいいと思います。
顧客対象を絞るか、業務を特定の対象に絞るか-
どちらの方法でも専門分野を絞るのには、よいでしょう。
ニッチな分野に絞るべきか?
よく、専門分野を絞るなら、ニッチな分野にしなさいという事を聞きます。
しかし、私は必ずしもそれは正しくないと思います。
ニッチな分野は、そもそも難易度が高いものが多いからです。
恐らく難易度が高く、対応が難しいからこそメジャーな業務にならないのでしょう。
しかも、ニッチな分野の業務は、困った時に聞く相手も見つかりにくいです。
そもそも、やっている人自体が少ないからです。
自分が対応しきれない分野なら、後からトラブルに発展する可能性もあります。
専門分野をニッチな分野に絞ろうとする時は、自分が本当にできるかどうかを
よく考える必要があります。
専門分野は、3つにまたがってもよい
以前、行政書士業務は大きく3つに分かれるという話をしました。
専門分野を決める際、お客様の種類は3つの中で重複しても構いません。
例えば、建設業でも個人と法人両方メインにしてもいいし、補助金でも個人と法人両方を対象にしてもかまいません。
もちろん、どちらかを対象として絞る事もありだと思います。
個人と法人では、規模も検討する事柄も変わってくるからです。
なお、わたくしあや師は補助金業務を専門としておりますが、個人法人を分けず
対応させていただいております。
専門分野はお客様が決める?
私が開業した当時、よく言われたのは「仕事はお客様が決めるもの」という事です。
その時は、「そういうものなのかな」となんとなく受け入れていました。
でも、今はそれは違うと思っています。
自分がする仕事は、自分で決めるものだからです。
そもそも「仕事はお客様が決めるもの」というのは、需要面から見た考え方です。
ですが、需要が多い仕事と自分が向いている仕事は違います。
例えば、どれだけ需要が多くても、その仕事があまりにも辛くて仕方ないなら
続きません。
無理をして続けたとしても、心か体のどちらかに不調をきたすでしょう。
自分が、長い行政書士人生でずっと続けていける仕事を選ぶべきです
専門分野では何度でも練り直すべし
今回のツアーデスクでは、行政書士として大切な「専門分野の決め方」について
お伝えしました。
なお、今伸びつつある分野や、地域性を調べるのには中小企業白書や
日本国勢図会が便利です。
中小企業白書はネットでも見る事ができますが、1冊手元に置いておくと便利です。
逆引きとしても使えますしね。
特に補助金関連業務を専門にしたい方には、中小企業白書と日本国勢図解は必携アイテムです。
専門分野は、開業する場所に次いで大切な事項です。
また、1回決めたら終わりというものでもありません。
何度でも練り直して、より自分に合ったお仕事にしていってくださいね。
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読めば読む程、行政書士になりたくなる筈です。
まとめ
・行政書士として開業するには、専門分野が大事
・専門分野は、3つの方向から決める事ができる
・ニッチな分野に絞るのが正解ではない
・自分の専門分野は、自分でちゃんと考えて決めるべし
・自分が向いている分野を選ぶべし
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