
こんばんは。
あや師の京都行政書士ツアー、ツアーコンダクターのあや師です。
法人を運営したり個人事業主として仕事をしていると、本業の知識や技術だけでは足りないと感じる場面があります。
売上や経費などの数字、お客様への伝え方、自分の事業の強み、そして仕事への不安との付き合い方など、経営者として学ぶべきことは尽きません。
セミナーを受ける、本を読む、詳しい人に教えてもらう、経験から学ぶetc..
学ぶ方法はたくさんありますが、私が一番コスパが高いと感じるのは本から学ぶ方法です。
私自身、行政書士として開業してから、本を通してさまざまな考え方を学んできました。
今回は、私が実際に読んだ中から、自営業者・個人事業主の仕事や経営に役立った本と資料を5つ、目的別にご紹介します。
今のご自身の悩みに合う1冊を見つける参考になれば幸いです。
- 今回紹介する自営業者向けの本・資料5選
- 事業を取り巻く環境を知りたい人へ
- 数字への苦手意識を減らしたい人へ
- お客様の選択や行動を理解したい人へ
- 自分の事業の強みを伝えたい人へ
- 仕事の不安と上手に付き合いたい人へ
- 迷ったときは、どの本から読めばよい?
- まとめ|今の自分の悩みに合った1冊を選ぼう
- あわせて読みたい
こんな方におすすめの記事です
この記事は、次のような方におすすめです。
-
自営業者・個人事業主として仕事をしている方
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これから開業や独立を考えている方
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経営やお金の知識を基礎から学びたい方
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お客様に選ばれる理由や心理を知りたい方
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自分の事業の強みや伝え方を整理したい方
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一人で仕事を続けることに不安を感じている方
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今の悩みに合ったビジネス書を探している方

今回紹介する自営業者向けの本・資料5選
| 本・資料 | 主に学べること | おすすめしたい人 |
|---|---|---|
| 中小企業白書・小規模企業白書 | 経営環境、事業者の動向、社会の変化 | 自分の事業を広い視点で見直したい人 |
| 『知識ゼロでも2時間で決算書が読めるようになる本』 | 決算書、数字、財務の基本 | 数字や会計に苦手意識がある人 |
| 『行動経済学が最強の学問である』 | 顧客心理、人の選択や行動 | お客様が選ぶ理由を理解したい人 |
| 『小さな会社を強くする ブランドづくりの教科書』 | 事業の強み、差別化、伝え方 | 自分の事業の魅力を整理したい人 |
| 『不安に負けない気持ちの整理術』 | 不安との付き合い方、気持ちの整理 | 一人で仕事を続けることに不安がある人 |
ここからは、それぞれの本や資料がどのような悩みに役立つのか、私自身の経験も交えながらご紹介します。
事業を取り巻く環境を知りたい人へ
中小企業白書・小規模企業白書(上下巻)
上巻
下巻
最初にご紹介するのは、中小企業庁が2年に1回発刊している「中小企業白書」と「小規模企業白書」です。
一般的なビジネス書とは少し異なりますが、法人経営者や個人事業主にも参考になる情報がたくさん掲載されています。
事業の規模にかかわらず、経営者はみな孤独なものです。
うまく仕事が進まないときは、つい
「自分のやり方が間違っているのではないか」
「ほかの事業者は、もっと順調なのではないか」
とぐるぐる考えてしまうこともあります。
そんなときに、助けてくれるのが中小企業白書・小規模企業白書です。
白書に掲載されているデータや事例を見ると、同じような規模の事業者がどのような環境に置かれ、どのような課題を抱えているのかを知ることができます。
社会全体の動きを知ることで、今の自分の事業の状態を、少し広い視点から分析できるようになります。
また、これから事業を始める方にとっても、
-
どのような業種や地域で仕事をするのか
-
どのようなお客様を対象にするのか
-
どの分野に将来性がありそうか
-
小規模事業者がどのような課題を抱えているのか
を考えるための材料になります。
ただし、内容は非常に多いため、最初から最後まで一字一句読む必要はありません。
まずは概要や目次に目を通し、自分の業種や関心のあるテーマから読むのがおすすめです。
自分の経験だけで経営を判断するのではなく、社会や市場の動きも確認したい方に、一度目を通していただきたい資料です。
数字への苦手意識を減らしたい人へ
『知識ゼロでも2時間で決算書が読めるようになる本』
経営者になると、数字から完全に離れて仕事をすることはできません。
売上がいくらあったのか。
経費をどれくらい使ったのか。
利益がどれくらい残っているのか。
手元の資金は足りているのか。
こうした数字は、事業を続けていくために欠かせない情報です。
とはいえ、私はもともと数字に苦手意識がありました。
仕事で法人の決算書を見ることはたくさんありましたが、どこをどのように見ればよいのか分からず、財務の本を開いただけで難しく感じることもありました。
そのようなときに読んだのが、『知識ゼロでも2時間で決算書が読めるようになる本』です。
この本で特に分かりやすいと感じたのは、決算書の役割を人間の体にたとえて説明しているところです。
例えば、キャッシュフロー計算書を血液の流れ、貸借対照表を体格や体質のようなものとして考える説明がありました。
それまで私の中で曖昧だった財務の概念が、身近なものに置き換えられたことで、少しずつ理解しやすくなりました。
もちろん、この1冊を読んだだけで、会計や財務のすべてが分かるわけではありません。
それでも、数字への苦手意識を減らし、決算書を学ぶ入口としては、とても読みやすい本だと感じました。
数字を見ると身構えてしまう方や、会計を何から学べばよいか分からない方に、最初の1冊としておすすめしたい本です。
お客様の選択や行動を理解したい人へ
『行動経済学が最強の学問である』
次にご紹介するのは、相良奈美香さんの『行動経済学が最強の学問である』です。
行動経済学と聞くと、少し難しそうな学問を想像する方もいるかもしれません。
簡単に表すと、人が実際にどのような心理で物事を判断し、行動するのかを考える学問です。
多くの自営業者は、自分の商品やサービスを愛しています。
そのため、
「内容がよければ、きっと分かってもらえる」
「丁寧に説明すれば、選んでもらえる」
と考えてしまいがちです。
しかし、お客様は必ずしも、提供する側と同じ思考回路で考えているわけではありません。
また、同じ商品やサービスであっても、その時の状況や感情などによって判断が変わることがあります
この本を読むと、消費者心理からみた商品やサービスの内容の適切な伝え方、見せ方を学ぶことができます。

商品やサービスには自信があるのに、なかなか魅力が伝わらないと感じている方にもおすすめです。
自分の事業の強みを伝えたい人へ
『小さな会社を強くする ブランドづくりの教科書』
『小さな会社を強くする ブランドづくりの教科書』は、私が行政書士として開業する前に読んだ本です。
この本を勧めてくださったのは、現役の中小企業診断士の方でした。
当時の私は、行政書士としてどのような事務所をつくり、どのように仕事をしていくのかを考えている段階でした。
開業すると、事務所名、専門分野、対象とするお客様、サービスの内容、情報発信の方法など、決めなければならないことがたくさんあります。
しかし、考えることが多すぎると、何から決めればよいのか分からなくなることもあります。
この本では、ブランドづくりについて、小さな会社や事業者にも取り入れやすい形で説明されています。
ビジネス書にありがちな横文字が比較的少なく、一つひとつの章も短いため、私はテンポよく読むことができました。
「ブランド」と聞くと、大企業や有名商品のためのものと思うかもしれません。
しかし、小さな事業だからこそ、
-
誰のための事業なのか
-
どのような価値を提供するのか
-
同業者との違いはどこにあるのか
-
お客様にどのような印象を持ってもらいたいのか
を整理することが大切です。
先ほどご紹介した行動経済学は、「お客様がどのように感じ、選び、行動するのか」を考えるためのものです。
一方、ブランドづくりは、「自分の事業にはどのような価値があり、それをどう伝えるのか」を考えるためのものです。
似ているようで、学べる視点は少し異なります。
自分の強みをうまく言葉にできない方、同業者との違いを説明できない方、ホームページや名刺に何を書けばよいか迷っている方におすすめしたい本です。
私にとっても、経営やブランドについて考える入口となった1冊です。
仕事の不安と上手に付き合いたい人へ
『不安に負けない気持ちの整理術』
最後にご紹介するのは、『不安に負けない気持ちの整理術』です。
自営業者や個人事業主に役立つ本と聞くと、経営、営業、会計などのビジネス書を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、事業を続けるためには、自分の気持ちを整えることも大切です。
自営業者になると、不安の種は次々と出てきます。
このまま仕事を続けていけるのか。
売上は安定するのか。
自分の判断は正しかったのか。
もっと違う方法があったのではないか。
周囲の人は順調そうなのに、自分だけが遅れているのではないか。
私自身、行政書士事務所を開業して以来、不安との戦いでした。
もちろん、今でも不安がまったくなくなったわけではありません。
しかし、不安になってばかりでは、目の前の仕事に集中できません。
自分なりに気持ちを整理する方法を見つけなければならないと悩んでいたときに出会ったのが、この本でした。
最初に読んだとき、張りつめていた気持ちが少しずつ落ち着いていくのを感じました。
それ以来、気持ちがもやもやするときや、考えがまとまらないときに、繰り返し読み返しています。
もう何回読んだか分からないほどです。
私にとっては、心の安定剤のような存在になっています。
この本を読めば、すべての不安が消えるわけではありません。
それでも、不安を無理に追い払おうとするのではなく、自分の気持ちを見つめ、整理するためのきっかけを与えてくれます。
一人で判断することに疲れたときや、考えすぎて動けなくなったときに、そっと手に取ってほしい1冊です。
迷ったときは、どの本から読めばよい?
今回ご紹介した本は、それぞれ役割が異なります。
そのため、読む順番に決まりはありません。
また、5冊すべてを一度に読む必要はありません。
どれから読むか迷ったときは、今の自分が最も困っていることから選んでみてください。
それぞれの本が解決してくれる課題は、「今回紹介する自営業者向けの本・資料5選」の表や「まとめ」を参考にしていただければ幸いです。
まとめ|今の自分の悩みに合った1冊を選ぼう
今回は、自営業者・個人事業主の仕事や経営に役立つ本と資料を5つご紹介しました。
まとめると、次のとおりです。
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社会や市場の動きを知るなら、中小企業白書・小規模企業白書
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数字の基本を学ぶなら、『知識ゼロでも2時間で決算書が読めるようになる本』
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お客様の心理を知るなら、『行動経済学が最強の学問である』
-
事業の強みを整理するなら、『小さな会社を強くする ブランドづくりの教科書』
-
不安との付き合い方を考えるなら、『不安に負けない気持ちの整理術』
経営を続けるために必要な学びは、事業の段階や、そのときに抱えている悩みによって変わります。
正直な所本を読んだだけで、すぐに全てがうまくいくわけではありません。
それでも、本から得た一つの考え方が、迷ったときの判断を助けてくれることがあります。
ぜひ、今のご自身が抱えている課題に合った1冊から、手に取ってみてください。
あわせて読みたい
今回ご紹介した本をきっかけに、自分の事業や働き方について、もう少し考えてみたい方へ。
自営業者・個人事業主の仕事に役立つ記事を、あわせてご紹介します。
自営業者こそブログを続けるべき理由|小さな事業の信頼づくりと集客の話
ブログを通して、自分の強みや人柄を伝えたい方におすすめです。
自営業を始める場所はどう選ぶ?京都の行政書士が考える開業場所の決め方
地域性や続けやすさを踏まえて、開業場所を考えたい方におすすめです。
開業初年度の確定申告はどうする?個人事業主が申告しておきたい理由
開業後のお金の管理や確定申告に不安がある方におすすめです。
↓あや師行政書士ツアーの詳しい説明は、こちらの記事をご覧ください♪
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