あや師の京都行政書士ツアー

京都の現役行政書士のあや師が添乗員を務めるツアーです。行政書士業界と京都の名所をご案内します。

【2023年最新】離婚業務に向いている行政書士はどんな人?

 

 

 

あや師行政書士ツアーへようこそ。

添乗員のあや師です。

 

ブログ訪問ありがとうございます。

 

このブログでは、ツアー形式で 行政書士業界と京都の穴場をお伝えします。

下記の様な方の参加をお待ちしております。

・行政書士の開業を考えているけれど、開業後のイメージがつかない

・自分がどんな行政書士業をしたらいいか、悩んでいる

・行政書士を開業しているが、業務の方向性を見直したい

・京都の穴場レストランや、穴場スポットを知りたい

 

 

↓あや師行政書士ツアーの詳しい説明はこちらから

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行政書士として離婚業務を取り扱う際の注意点や魅力、どんな人が向いているかなどの

内容をお伝えしています。

こんな方におススメの記事です。

・行政書士として離婚業務を専門にしてみたいと思っている

・行政書士として離婚業務をするにあたり、実際にどんな感じか知りたい

・自分は特に離婚経験はないが、離婚業務ができるのか気になる

 

行政書士の魅力をお伝えするあや師行政書士ツアーへご参加いただきありがとうございます。

さて、今回は宿泊旅行となります。

宿泊旅行にご参加いただくと、行政書士の各業務について学んでいただけます。

 

今回ご皆さんに参加いただくツアーは「人生に寄り添う!離婚業務ツアー」です。

行政書士として携わる離婚業務の魅力や注意点ご自身の適性について知っていただけるツアーになります。

 

それではまいりましょう!

離婚業務をすべき行政書士はこんな人

以前、行政書士の業務には3種類に分けられるというお話をさせていただきました。
対個人向けと対企業向け、そしてハイブリッド型に分けられるというお話でしたね。

 

wonderwoman33.hatenablog.com

離婚業務は、この3つの中の個人向け業務となります。

個人向けの業務の中では、相続業務に並んで知名度の高い業務と言っていいでしょう。

行政書士が取り扱う離婚業務

「離婚業務」と聞いて、「え、どんな事するんか想像つかん」という方はきっと少ない事でしょう。

なんとなーく

「離婚をする時に相談に行ったらいいのかな」

「離婚協議書を作ってくれるのかな」

なんて頭に思い浮かべる方が多いと思います。

その予想通り、離婚業務は離婚協議書等の書類を作成する事がメインとなります。

離婚協議書

ただし、行政書士が離婚協議書の作成をできるのは、離婚をする当事者同士で合意がまとまっている場合のみです。

当事者同士でもめている状態だと、行政書士として離婚協議書を作成する事はできません。

その場合は、紛争性があるとして弁護士の担当業務となるので注意が必要です。

離婚業務を専門にしている行政書士は少ない

知名度の高い業務とは言え、離婚業務を専門にしている行政書士はそんなにいません。

他の業務をメインにしつつ、離婚業務も取り扱っているという方が一番多いようです。

 

実際、私、あや師も離婚業務を専門に取り扱っていません。

 

なお、私が離婚業務をメインとして取り扱っていないのには理由があります。

その理由は後でお伝えさせていただきますが、それも離婚業務を専門にされている

方が多くない理由の1つかもしれないなと思っています。

こんな人は離婚業務に向いているかも

離婚業務は、人生の節目に立ち合う重要な意味を持つ業務です。

判断間違いが許されない重要な役割の業務です。

そのため、離婚業務に向いているのは、以下の2つの要素を持ち合わせている人でしょう。

 

①人の心に寄り添える人

ハートを抱える女性

離婚をする当事者は、多かれ少なかれ傷ついた状態にあります。

悲しみと怒りが入り交じり、心は普段よりも繊細な状態にあります。

こちらのちょっとした言葉が心に刺さってしまう事もあるでしょう。

そんな時にも、相手の心に寄り添い適切な言葉をかけてあげられるー

そんな人が離婚業務には向いていると言えるでしょう。

 

②中立的に業務をこなせる人

男性と女性



離婚業務では多くの事を判断し、適切に業務の処理を進めていかなければいけません。

お客様に寄り添いながらも、落ち着きをもって仕事を進めていく必要があります。

どんな時も中立的に物事を判断できる冷製さも必要と言えるでしょう。

 

離婚業務は離婚経験がなくてもできる?

離婚業務は、大変デリケートな業務です。

お客様への対応においても、細やかな判断が必要とされます。

では、離婚業務は実際に離婚を経験した人の方が向いているのでしょうか?

確かに、自身で離婚を経験している人の方が、相手の気持ちを深く理解できるかもしれません。

しかし、それは離婚経験者の方が離婚業務に適しているという事ではないと思います。

むしろ、離婚経験がない人の方が離婚業務には向いていると私は感じています。

 

むしろ離婚経験がない方がやりやすい

実は、私が離婚業務を専門にしていない理由もここにあります。

私は10年程前に離婚を経験しました。

割れたハート

開業した当初は、「離婚をする人の再出発を応援する仕事がしたい」と思っていました。

その時の自分の辛かった経験をプラスに変えたかったからです。

その時はこんな風にも思っていました。

「離婚業務は離婚経験者がした方がいい。離婚していない人がするのは厳しいだろう」

 

ところが、実際に業務をした時にそれは間違いだったと気付きました。

というのも、お客様の話を聞くと自分が離婚をした時の事を重ね合わせてしまったからです。

確かに、お客様の気持ちに寄り添う事は大事です。

ですが、あまりにも同調しすぎてしまうと冷静に業務を進める事ができませんでした。

書類を散らかす女性

その時は「こんなに辛くなるのは自分がおかしいのかな?」と思っていました。

しかし、後に同じく離婚経験のある同業者の方々とお話をした時に、他の方も同じ様に感じていた事がわかりました。

なので、私は、離婚を経験されていない方の方が離婚業務に向いているのではないかと感じています。

 

「自分は離婚した事もないのにこんな仕事をしてもいいのかな…」とお悩みの方も、是非積極的に業務に取り組んでいただきたいというのが私の想いです。

務を進める上での注意点

離婚業務は、他の業務に比べてリスクが高い業務です。

そのため、以下の問題に関する注意が必要です。

 

①業際問題に注意

離婚業務は、弁護士業務との絡みで問題になる事が多いです。

前述の通り、離婚協議書は、当事者同士がもめている場合は行政書士が作成する事ができません。

離婚する夫婦

その場合は、弁護士の業務となるからです。

しかし、大体の離婚の過程では何らかの不和が発生しています。

完全に円満な離婚というのは、ほぼ存在しないというのが私見です。

そして、離婚の相談に来られる方々はとても精神的に不安定な状態にあります。

 

いつ、何らかの争いが発生するかはわかりません。

そうなると、紛争性があるという事で弁護士法違反で懲戒される事もあり得ます。

 

その様な事態を予防するため、普段から弁護士と連携を取っておく事が大切になってきます。

 

 

②お客様への対応に注意

離婚の相談に来られる方の多くは、大変傷ついた状態にあります。

ひび割れたハート



そして、「これ以上傷つけられたくない」という思いでいる事でしょう。

そんな時に相談に行った先で、「そんなくらい我慢できなかったんですか?」

「何で離婚なんてするんですか?」「あなたが悪いんでは?」等と言われたら

それこそ二次被害になってしまいます。

 

中には、人間不信になって頑なな態度を取られる方もいらっしゃるかもしれません。

それでもあまり必要以上の事は聞かず、そのまま受け入れてあげる事が大切です。

近すぎず遠すぎない距離でそっと見守りつつ、手続きを円滑に進める事がお客様の心を軽くするのではないかと思っています。

 

離婚業務は人の役に立てる大切な仕事

今回のツアーでは、行政書士が携わる離婚業務の内容をご案内しました。

離婚は人生の終わりではなく、再出発のタイミングでもあります。

その再出発をスムーズに進めるのが、離婚業務における行政書士の大切な

役割だと思っています。

気になっている方は、是非積極的に離婚業務に取り組んでくださいね。

 

なお、より深く離婚業務について学びたい方には以下の書籍おすすめです。

是非このブログと併せて読んでいただければと思います。

1冊目におすすすめしたい本です。迷ったらまずはこの本をどうぞ。

ヒアリングシートがついていて、大変実用的な1冊です。値段だけの価値ありです。

リスクの高い離婚業務には必読の本です。1冊手元に持っておきましょう。

それでは、次回のあや師行政書士ツアーへのご参加をお待ちしております♪

 

 

その他の行政書士開業に役立つ記事はこちらから↓

 

行政書士として大切な、専門分野の決め方に関するお話です。

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その分類の仕方のお話です。

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ついて解説しています。

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行政書士事務所を経営するのにも役立つ経営を学べる本をご紹介しています。

お客様に紹介するのにもおすすめの本をラインナップしました。

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まとめ

・離婚業務は、人生の節目に寄り添う大切な業務

・離婚業務は、離婚経験がなくてもできる

・離婚業務には他の業務よりも注意が必要な点も

・離婚業務には積極的に取り組むべし

 

それでは皆様、素敵な1日をお過ごしください~

 

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